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本校は、昭和24年に北海道立永山農業高等学校東川分校として開校し、地域の農業振興を担う青少年の育成を託されました。入学する生徒の志は高く、日中の労働後に勉学に励むなど逞しく学び、「東川高生」の誇るべき気質が磨かれ、それは今に引き継がれています。平成30年度に創立70年を迎えた歴史と伝統のある学校です。
本校の校訓「美風慣行」【良い気風、良い慣わし(美風)を実践し、生活そのもの(慣行)とする。】「自律創造」【自分でやり抜く(自律)気がまえを持ち、新しい発想、豊かな創造で、社会に貢献する人間となる。】は、開校してから35年後に制定されたものですが、開校以来、本校の土台を築くために力を尽くした生徒や教職員の姿を表現するものであり、時代を超えて引き継がれてきた本校の精神であります。
現在は、全日制普通科(各学年2クラス)を設置し、東川町から多大なる御支援をいただきながら、地域社会に貢献できる人材育成に努め、地域の期待や信頼に応える教育活動を推進しています。平成11年度に「ホームヘルパー講座」を開講して以来、福祉教育の充実に努め、思いやりの心と豊かな心【福祉mind】を育むとともに、留学生の受け入れや海外語学研修等の国際理解教育の実践をとおして、異文化理解や挑戦する心【Glocal mind・Challenge mind】の育成を図ってきたところです。
今年度からは、第1学年において地域を学びの場として探究学習を行う学校設定科目「東川学」をスタートさせ、地域に根ざした伝統校として、こうした新たな取組とこれまでの個に応じた教育活動を一層充実させることにより、本校の教育活動の質の向上を図り、生徒の自己実現を支援していきたいと考えています。
今後とも、生徒が高校生活をとおして、自己を磨き高め、自己実現を図り、地域社会に貢献できる人として成長できるよう、教職員一丸となって、全力で教育活動に取り組み、地域に愛される学校づくりに努めてまいりますので、御支援と御協力をお願いいたします。
北海道東川高等学校長 水澤 弘幸