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　本校は、昭和24年に、地域の農業振興を担う青少年の育成を託され、北海道立永山農業高等学校東川分校として開校し、令和10年度に創立80年を迎える歴史と伝統のある学校です。

   本校の校訓「美風慣行」【良い気風、良い慣わし（美風）を実践し、生活そのもの（慣行）とする。】「自律創造」【自分でやり抜く（自律）気がまえを持ち、新しい発想、豊かな創造で、社会に貢献する人間となる。】は、開校の35年後に制定されたものですが、開校以来、本校の土台を築くために力を尽くした生徒や教職員の姿を表現するものであり、時代を超えて引き継がれてきた本校の精神です。

現在は、全日制普通科（各学年２クラス）を設置し、東川町から多大なるご支援をいただきながら、生徒の「学ぶ意欲」と、福祉mind・Glocal mind・Challenge mindの三つから成る「東川mind」の育成を目指した教育活動を推進しております。具体的には、平成11年度に「ホームヘルパー講座」を開講して以来、福祉教育の充実に努め、共生する人々への思いやりと互いを認め合う心【福祉mind】を育むとともに、地域探究「東川学」や留学生の受入・海外派遣（カナダ、台湾、ラトビア）などによる国際理解教育を特色とし、他者と協働する力やコミュニケーション力【Glocal mind】、主体性や行動力【Challenge mind】の育成を図ってまいりました。

令和６年度入学者選抜より全国からの出願（推薦）を可能としたほか、今年度は「東川学」をはじめとする「地域協働」を一層充実させるとともに、どのような時代であっても主体的に生き、他者と共生するのに求められる「学びに向かう姿勢」や「社会性」を大切に育むことに重点をおいております。
　教職員一丸となって、生徒一人ひとりに寄り添う教育に邁進いたしますので、今後ともご理解とご支援をお願いいたします。

このホームページでは、随時、様々な教育活動の様子を発信いたします。生徒たちの成長をご覧いただければ幸いです。

　　　　　　　　　　　　　　　令和６年４月　
　　　　　　　　　　　　　　　　北海道東川高等学校長　　高　倉　友　恵